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地球連邦政府で唯一月との連絡港が置かれており、地球と月の窓口となっている都市。満月のような形の美しい入り江が都市名になっている。人口は約25万人。弓張川の三角州には月人居住区が作られており、大使館や博物館、連絡港もここにある。満弦ヶ崎湾に沿って丘の上に広がっている物見の丘公園には、モニュメントが立っている。主人公の家や通っているカテリナ学院は市街地の北東〜東側に位置している。 |
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主人公たち家族が住んでいる朝霧家。すぐ隣には鷹見沢家が住んでいる。庭には3匹の犬(イタリアンズ:アラビアータ・ペペロンチーノ・カルボナーラ)を飼っており、お客さんが来るとじゃれつくこともある。正面から見て右手が鷹見沢家。朝霧家一階の右側は客間で、ここがフィーナの部屋として使われることになる。一階左側はリビング〜ダイニング。玄関を入ってすぐの所にある階段を登ると、二階が主人公達哉たちの私室がある。 |
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間仕切り無しで繋がっている広々としたリビング・ダイニング。ダイニングには6人がけのテーブルがあり、食事はここで取る。その奥にあるキッチンでは、これまでは主に麻衣が料理を作っていた。フィーナ達がホームステイに来てからは、ミアも料理を手伝うことになる。食事後などに皆がくつろぐのがリビング。テレビもここに設置してある。客間はフィーナの部屋として使われることに。風呂や脱衣所は玄関を入って右奥にある。 |
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物置になっていた屋根裏部屋は、ミアの部屋として使われることになった。家の外観で、最も高いところにある円窓が、屋根裏部屋の窓である。その他、二階には達哉・麻衣・さやかそれぞれの私室と、主人公の父親である朝霧千春が使っていた部屋がある。達哉の部屋からは、窓を挟んですぐ向かいに鷹見沢家の菜月の部屋の窓があり、会話をすることもできる。幼い頃は行き来していたが、思春期を迎えた頃に進入禁止となった。 |
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正式名称は、満弦ヶ崎大学附属カテリナ学院。ある程度の進学校ではあるものの、それなりの成績を修めていれば上の大学に勧めるため、比較的穏やかな雰囲気。月との玄関口にあるだけあって、「月学概論」という月に関する授業もある。主人公の朝霧達哉をはじめ、麻衣、菜月、翠などが通っており、フィーナもこの学院に留学することになる。達哉、菜月、翠、フィーナは3年1組。翠と麻衣は吹奏楽部に所属している。 |
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鷹見沢家が営んでいる、イタリア料理を出す小料理屋(トラットリアとは、イタリア語で小料理屋のこと。リストランテよりは形式張らないで料理を食べられる)。商店街の中程にあり、菜月の父「鷹見沢左門」がシェフを務めている。もちろん、店名の左門はその名前から。菜月の兄・仁も、シェフ見習い兼ウェイターとして働いている。一階が店舗で二階が住宅。主人公の達哉も、この店で夕方から閉店まで週4回バイトをしている。 |
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弓張川の河口にある三角州は「月人居住区」となっており、月関連の施設などはこの地区にまとまっている。大使館や、月−地球往還船が発着する中央連絡港、それにさやかが勤めている王立月博物館などがあり、住んでいるのもほとんどが月人。その月人のほとんどが信仰している宗教「静寂の月光」の礼拝堂も月人居住区にあり、司祭が派遣されている。毎週日曜日には礼拝を行っており、多くの月人が集まる。 |
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月の王家が設立した博物館で、地球の人々に向けて月の文化を紹介している。設立されたのはそんなに古いことではなく、フィーナの母親である交流推進派のセフィリア女王が在任時に設立した。現在は、数少ない月への留学経験者でもあるさやかが、「館長代理」として実質的に博物館を切り盛りしている。月と地球の交流を願って作られた施設だが、そのセフィリア女王の思いやさやかの努力とはうらはらに、来館者数は多くない。 |
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